9月に上映会しました!「不思議なクニの憲法」

こんにちわ。ちょー久しぶりの投稿です。

今年はどういうわけか、ものすごく仕事で忙しい年回り。どうにもならないくらいのスケジュールで

ブログも投稿も、しばらくOFFになっていました。けっしてカフェを止めたとかじゃないですよ!

こんな時もあるんだなあと・・ようやく時間が取れて、書き物できて嬉しい限りです。

と、前置きはこんなところで。もうだいぶ前になりますが、9月のカフェで上映会を開催しました。

今回は日中、朝早かったにも関わらず、お越しくださったみなさんには本当に感謝でした。

上映した「不思議なクニの憲法」は、5月から渋谷で公開された映画。

去年の夏、安保関連法の審議がされていた頃、「集団的自衛権」を認めるかどうかが議論の中心であったと記憶しています。これまで日本政府は「個別的自衛権」の行使は認める政府見解を出していたが、安倍政権がその憲法解釈を変えたことが大論争を起こすきっかけになっていて、今の日本国憲法を変えるべきだという改憲論と戦争の道を開いてはならないという護憲論、時代相に合わせていく必要性を謳う護憲的改憲論など、様々な考え方があるように受けとっています。

この映画では、そういった様々な立場の方の、様々な考え方がインタビュー形式で次々と登場する内容で、日本の国の歴史と合わせて憲法を学ぶことできます。そして、憲法は今の自分の生活とつながりがあり、水の如く空気の如くで、日頃は気づかないけど、実はなくてはならない存在で、そのおかげで国民は守られていることを感じました。

当日、ご参加いただいた方の感想をご紹介します。

・憲法というと固い言葉のひびきで敬遠する方が多いですね。でも昨年の安保法問題で急に国民の中に身近な言葉(名称)になってきたと思います。ただ中味を知らない方が多い(自分も含め)その点、この映画はわかりやすく解説されていました。

・具体的な事例と率直な意見に好感が持てました。船田さんの意見も聞けて良かった。

・今まで知らなかった政治の流れ、何気なく平和な生活をしてきた感じがします。もっともっとこれから政治について考えたいと思います。若い人にも広がっていくことを願いたいと思います。

・戦争が終わったのは13歳、中学2年生。”恐怖”を体験してきた一人。悲しい思いを子どもたちにさせてはいけない。

Closing Dialogue(from スタッフ)

私自身は、自主上映会を企画したり、意識ある方に上映をおすすめした関係で何度も見たんだけど、憲法が生活の身近な存在だと認識するには、映画とかテレビ、ネットで学び、さらに自分の言葉で語ることがとっても大事だなあと感じています。そうはいっても、この映画、なんせ2時間超えの長編映画なので、見た後に議論の時間を持つには体力もいるなあ・・・。それでもくり返し、学びの場を作りたいと思う気持ちもあります。先日、リニューアル版の試写会のお知らせをいただいたので、リニューアル版での上映会もじょじょに考えたいと思っています。

これからそう遠くない時期、憲法改正の論議は本格化すると言われます。憲法は次世代の国の形を司る重要な法。親の世代の私自身が責任をもって次の世代に残すクニはどんな形がいいのか。真剣に考えて判断できるよう、「知憲」の活動を続けたいと思います。