第72代横綱 稀勢の里が奉納土俵入り!

こんばんわ。今日は寒さがちょっとゆるんで穏やかな一日だったですね。まあ、1月冬のきつーい寒さがちょっと一休みといった感じでしょうか。

先日終わった大相撲の初場所で、見事に優勝し、第72代横綱に昇進した稀勢の里が、27日に明治神宮で奉納土俵入りをしましたね。平日だったにも関わらず、1万8千人が見守る中の土俵入り。実際には入場規制をかけてこの人数だったとか。やっぱり久々に日本出身の横綱誕生は、みな、喜び事として受け止めているという現われなんでしょうかね!

さて、我が家の二大親方、ひょろっと背が高く髭の濃い親方と、もうちょっとでJK相撲女子親方。「ひょろ高濃い髭親方」とお呼びしましょうか・・・稀勢の里が横綱推挙の報を受けてから、土俵入りでどっちの型を選ぶのかが気になって、会社出勤前の数日間、自ら土俵入り解説をしてくれておりました。しこ踏んでねえ・・・(笑)

そして、わざわざ私の近くにきてご披露くださるのですよ・・・。

というのはつまり、「これは私に土俵入りをしろということなのか?!」「昔から太めで今は立派な太めの私に、まわしをつけて土俵入りを進めるのか?!」などと、勝手な妄想を膨らませつつ( ^ω^)・・・、私も稀勢の里はどっちの型を選択するのか、気になっていました。

そうそう、「どっちの型」というのは、横綱が土俵入りをするときの型のこと。「雲竜型」と「不知火型」の2種類がある。そこで、相撲好きとして、さっそく2つの型について、ググってみました。

竜型

・せり上がりの時、左手を胸の近くに当てて右手は伸ばす

・綱の結び方は、1輪になっている

・「縁起のいい」型と言われている ・選択した力士:双葉山、大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花、朝青龍など

不知火型

・せり上がりの時、両手を伸ばす形の土俵入り

・綱の結び目は両輪になっている ・「不知火型横綱は短命」と言及されることも

・選択した力士:玉の海、琴櫻、隆の里、白鵬、日馬富士などが選択

 

(左が「不知火型」で、右が「雲竜型」)

小さい頃、テレビで相撲中継を見ていた時、横綱が土俵入りをして、よく足を高く上げて、土俵にドスンと足をつくときに「よいしょ」と掛け声かけるあの風景はよく見ていたけれど、せりあがってくるときの形が2つあるのは気づいてなかったなあ。

どちらがどうということはないけれど、横綱の土俵入りはやっぱり相撲最高位の象徴という感じがして、いつ見てもかっこよくてとっても気持ちがいいと感じている相撲女子です。

ついでに、気になったのが、<どういうことで明治神宮に奉納土俵入りするのか>ということ。明治神宮のHPには、「明治神宮と相撲とのかかわりは創建前(明治神宮は大正9年に創建)の大正7年(1918)6月1日、明治神宮外苑の地鎮祭に際し、大日本相撲協会によって地固相撲の神事が行われたことに始まります。」とありました。 http://www.meijijingu.or.jp/qa/jingu/17.html

そもそも相撲って、「土俵の上で力士が組合って戦う形を取る日本古来の神事や祭りであり、同時に武芸でもあり武道でもある。」(Wikipedia)とある、日本にとっては歴史ある武道で、国技ですものね。

五穀豊穣を祈願し、収穫できたことへの感謝をするという日本伝統の神事。農耕民族・日本人の年中行事に密着し、長く愛されてきた相撲にこれからも注目していきたいところです。