10月カフェレポート!「ふれあい」の場は、温かいつながりの場!!

10月のKcafeは、東京家庭教育研究所・元所長の丸山貴代さんにお越しいただいて、「ふれあい」なんでもカフェを開催しました。当日の様子を少しだけご紹介!

 今回のカフェ、Kcafeスタッフ二人が東京家庭教育研究所の講座を受講中ということがあって、内容をちょこっと話してから、丸山講師さんへ。

 丸山講師さんからは・・・

・生まれてから死ぬまでが家庭教育。子どもはいつか巣立っていくけれど、社会に出たときに安心して羽ばたき、活躍できる人となれるよう、家庭の中で育むことが家庭の役割。

・日常化した中で愛着関係を作っていくのが母子の関係。

・東京家庭教育研究所では「子どもから学ぶ」ということを提唱している。母親として、「思うようにならない相手(子ども)に合わせていくとはどういうことか?」

 いきなりやり始めていくと不安な心でいっぱい。その不安はお母さんに早く取ってほしい気持ちで子どもは訴えてくる。「子どもの心情はどこかな。言葉尻や態度にとらわれず、心情を推し量ってみる。これが子どもから学ぶということ。

・今まで「子どもから学ぶ」という気持ちなんて全然なかったという人もいるかもしれないけれど、気づいた時に始めればいいのが家庭教育でもある。etc 

 家庭教育という言葉だけを聞けば、「いい子を育てるにはどうしたらいいのか。小さい頃からどんな教育をすればいいのか」といった事をイメージするかもしれないけれど、今回、丸山講師さんから伺った「家庭教育」はイメージが全く違って、子どもや家族とのふれあいの一工夫によって、円満な明るい家庭を築くことができるというもの。

日頃の生活で無意識にやってきている積み重ねの中に、<呼吸を合わせる><「心を合わせる><思いを推し量る>といった事をほんの少し意識してやってみれば、家族が和合してふれあいも楽しくなるコツばかり。忙しさに負けてしまうことだっていっぱいあるけれど、気づいたらそこから始める繰り返しをしていけば、円満な家庭つくりができるだろうという予感と期待がもてた、ヒントいっぱいの時間になりました。

<ご参加いただいた方の感想です>

・世の中で一番初めのコミュニティーをいかに潤滑にするか、どう心をもっていけばいいかがとてもわかりやすかったです。子育て、人生はうまくいかない!そう思っていた方がうまくいってる時は「ラッキー!」と思えて気持ちが楽になれるので、とても印象に残りました。(小林ちえ)

・自分が経験したことでも、みんな違う考えがあっていいんだと学びました。ためになる話がいっぱい聞けて良かったです。(ひとで)

・自分ができてない所や悩みのことをあまりかたく考えなくていいことがわかった。夫婦間のコミュニケーションを自分からとっていこうと目標ができた。(Y.I)

 多様化した家族の姿、家庭のありようもじつにさまざま。何がよくて何がダメといった線引きはないですが、

それぞれの家庭に存在する家族同士がほんの少し譲り合って、助け合っていく場であれば、社会に出ても協力すること、助け合うことだって特別なことにはならず、むしろ「当然ですから」という気持ちで受け止められるのではないかと感じた時間になりました。

 ご参加くださった皆様、ありがとうございました。!!

ママと一緒に参加した11か月の子・今は何でもお口に入れちゃう時期!!(かわいい!!)