夜間パトロール

先日、中学校のPTAで行っている夜間パトロールに当番で行ってきた。夜間パトロールはお世話になっている中学校のPTAから保護者に割り当ててもらう様々な当番の一つだ。年間を通して、1,2回の当番の協力で、クラスの保護者が分担すれば、そう多くないお手伝いである。そんな割り当ての当番だから行かねばという気持ちで参加した。
パトロールする先は公園やゲームセンター、使われなくなった建物=秘密基地!など。長年パトロールを続けているお父さんたち数名を先頭に、お母さん部隊がそれに続いた。
歩きながら夜間パトロールが始まって10年以上が経つということを聞き、私は思わず「素晴らしい!」と間髪入れずに言っていた。PTAの会長も務めた経験を持ち、長年この活動に携わってきたあるお父さんは、「子どもたちの眼から見れば、<取り締まられている>感覚かもしれないが、関心をもって心を寄せる大人の存在があるということを、姿を持って伝えることと同時に、声をかけることで非行につながる可能性を持っている小さな積み重ねを一区切りできるきっかけとなれたら」という願いを熱く語ってくれた。聞けば聞くほど「素晴らしい!」という言葉が口をついて出た。地域の大人ができる小さな活動、温かい見守り活動、私も見習いたいと思った。