「不思議なクニの憲法」見てきました!

    おはようございます。早いもので今日から6月ですね。ビックリですね。時の流れが速いですね。とかいいつつ、私も好きでいろんなことに手を出し、自分の首をしめる性格。(コラッ‼家族にはご愁傷さまでございます…)森山直太朗の歌じゃないけど「嗚呼」という言葉が飛び出る毎日ですけど、前に向かってひた走る充実も味わっているこの頃です。

さて、前置きが長くなりましたが、渋谷シネパレスで5月21日(土)から公開されている「不思議なクニの憲法」という映画を見に行ってきました。去年の夏、安保関連法の審議がされていた頃、「集団的自衛権」を認めるかどうかが議論の中心であったと記憶しています。これまで日本政府は「個別的自衛権」の行使は認める政府見解を出していたが、安倍政権がその憲法解釈を変えたことが大論争を起こすきっかけになっていて、今の日本国憲法を変えるべきだという改憲論と戦争の道を開いてはならないという護憲論、時代相に合わせていく必要性を謳う護憲的改憲論など、様々な考え方があるように受けとっています。

この映画では、そういった様々な立場の方の、様々な考え方がインタビュー形式で次々と登場する内容で、日本の国の歴史と合わせて憲法を学ぶことできます。そして、憲法は今の自分の生活とつながりがあり、水の如く空気の如くで、日頃は気づかないけど、実はなくてはならない存在で、そのおかげで国民は守られていることを感じました。

上映会の後には、出演者の方の舞台挨拶もありました。

松井監督、水野スウさん、辻仁美さんが一言ずつ。印象的な言葉を紹介します。

・松井監督。「なんか変」と思っているだけじゃダメで見た人がぜひ人に伝えてほしい。

・水野スウさんは、自宅を開放して週1回、紅茶の時間と題して語り合う時を30年間持ち続けていらっしゃいます。

 「政治や憲法を語る時、私を主語にして私の気持ちを語ることで自分の身近なこととして考えていけると思っている」とのこと。この度、出版された本、買ってきちゃいました。(「わたしとあなたのけんぽうBOOK」)

・辻仁美さんは、ママの会@埼玉で活躍中の主婦の方。3.11以来、いろんなことを疑問に思って学ぶようになったそう。駅前での演説などもされているそう。

「夫に話してもわかってもらえない。頑固な人を変えようとは思わない。なんとなく話すようにしていたら、最近は私のしている事に関心を持ってくれるようになった」とっても素敵な方でした!

こんな風に語る辻さんの話に、松井監督がコメント。「撮影したときに感じたのは、辻さんには<妻がどれだけ夫を愛しているか>というご主人へのリスペクトがある。だからこそ、ご主人は奥様がしている事に関心を示してくれるようになったと感じた」

ステキな話、盛りだくさんでした。そして、今回、この会場には鳩山元首相の姿も。民間人としてできることをしていきたいと語っていらっしゃいました。

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    鳩山元首相・松井監督

映画鑑賞後、「ぜひ、広く皆さんにもみてもらいたい!」と強く思ったので、さっそく自主上映会を企画しました。

6月19日(日)18:30開場 18:45~21:00(1000円)板橋区仲宿地域センター です!

(上映案内は、Kcafe開催情報。http://k-cafe-dialogue.net/schedule/943/)上映会をします。ぜひ足を運んでもらえたらうれしいです。