2020.7.16上野cafe開催レポート

上野cafe 参加の皆さま|K.cafe

こんにちは!

K.cafe 2020、7月は上野先生のカフェ。
私たちのカフェでは一番人気であっという間に席が埋まっちゃいます。
コロナ感染の影響で、オンライン開催になった分、
全国どこからでも参加できる状況だったので、
今回は、東京だけでなく、北海道、青森、名古屋、三重・・・
ご参加いただきました。どんな内容だったのか。ちょっとだけ、おすそ分けしますー。

今回のテーマは「言葉かけセミナー」
まずは、小さい頃からの言葉かけが重要になる理由から。
日本の学校の教育要項が変わり、学校での学びが「正解を答える」形から、「多様な答えを出せる」学びに変わるとのこと。
「脱ゆとり」教育であり、「生きる力」をはぐくむ教育へシフトすることになっていて、この教育の前提にはコミュニケーション能力、ソーシャルスキルを獲得しておくことが大事で、それには言葉かけが重要だということだった。
コミュニケーション力やソーシャルスキルは新生児からのかかわり、子どもの成長段階に応じて対応を変えることで、子どもが自己コントロール力を身につけられるかどうかが重要になる。
乳幼児期からのお母さんの関りと言葉かけがキーになるらしい。

  1. レジリエンス力=立ち直る力
  2. 忘れる力
  3. 考え方を修正できる力
  4. 考えを受け入れる力
  5. 質問する力

遊びを通じて、養っていくことや言葉の働きによって、子どもの中に「自己有用感」「自己効力感」が育ち、これが土台となって「自己肯定感」が育っていくと教えてもらいました。

お母さんが私を主語にして語っているかどうかも大事。
ついやりがちなのが、「あなたのためよ」といって相手にお母さんの安心のための行動を押し付けがち。
その言葉使いを切り替えると同時に、「ペップトーク」が重要とのこと。
「ペップトーク」とは激励、励ましの言葉という意味。
子ども自身に、“自分が承認されている”
という感覚を養えるかどうかが、とっても重要と教えてもらいました。
その言葉かけのタイミングや具体的な言葉なども盛りだくさんで教えてもらい、2時間があっという間に終わりました。

参加者の声。一部、ご紹介します!(長文ですが、生の声なのでそのまま掲載します)

自分の子育て中の声かけを思い出し、あー、やってしまってると思うようなワードが出て来たり、今までの子供の成長を振り返りながら聞くことができて、より自分の中に落とし込むことができました。親としてかける言葉にこれほどまでに責任の重さを感じたのは今までにありませんでした。食べたものから人間はできると言われますが、かけられる言葉で体のもっと中心の軸のようなものが出来上がるんだなと、必死にメモをとりました。これを主人や他の人にまずはアウトプットして今日のお話の内容を再確認したいとおもいます。

コミニケーションは、赤ちゃんからと聞いてましたが、一方通行でしかないと思うところがあり、そのサインを知ることでなるほど?うちの子はどうだったかな??と振り返りました。各能力を生かす為には、こんな遊びがいいとか、能力に合わせてのはなしも興味深く、また講座に参加するのが楽しみです。どんな目的をより具体的に考えて子育てするのかまた改めて夫婦で話あってみたいと感じました。まだ話を聞いていたいくらい濃い内容。ここまで、内容が濃い講座はありません。ありがとうございました。

子育てしてると本当になんで、こんなんだろう?この子だけかなあ?と思うこともたくさんあって、今日の質疑応答で質問されてた方の話しを聞いてて、うちも!とうなずく場面がありました。それに関して先生がアドバイスをくれるっていうのが本当に聞いてて参考になりました。実行していきたいです。セミナー後子供に対しての声かけめっちゃ考えながら話ししてました。今までいかにその場しのぎの言葉かけをしてたんだなあってことに気付きました。先生が言ってくれたように質問を3つ用意して子供に問いかけてたら、話しが続き今まで言わなかったようなことも出てきました。もう2年生ですがまた戻って言葉かけしていきます!ありがとうございました。

具体的に診療の現場でもどのように接するかの具体例が豊富で、すぐに応用できることが多々ありました。

上野先生と参加者のやりとりもなかなか見ものだったけど、これは参加者特典。
気になる方は次回のカフェにぜひ、お申込みくださいませ。

さて、上野先生と相談し、今年のセミナーを11月の他にも取っていただけることに!
9月16日10月16日12月16日にセミナー開催決定です。

2020年9月16日の詳細・お申し込みは、こくちーずのページをご覧ください。

その他も詳細がきまり次第こくちーずでご案内します。お楽しみに!